「デザイン思考」のワードに釣られて
ハーバードビジネスレビューという意識高い雑誌を買ってしまった。
「デザイン思考で新たな発想は生まれるか」というテーマであり、発見がいくつかあったのでまとめてみる。
◇顧客離脱を防ぐ方法
◇3Dプリンターがすごいってこと
◇デザイン思考について(濱口秀司さん)
◇サムスンについて
◇戦力的説得に大事な3つのポイントと具体例
◇感想
◇顧客離脱を防ぐ方法
…惰性の客はそのままにしておくべき(携帯キャリアを例にとって)
◇3Dプリンターがすごいってこと
・バラエティに富むことができる
・運送コストの削減が可能(時間&金)
・様々な企業
マテリアライズ、PTC、ストラタシス、3Dシステムズ
◇デザイン思考について(濱口秀司さん)
・イノベーション…論理と非論理の中央を通る
・投資の方法について
1.β100…プロトタイプを見せる
2.不確実性を取り込んだ定量分析
・要約
世間一般のデザイン思考はDTn(ニーズ→フレームワーク)
DTf(フレームワーク→ニーズ)の視点も大事。
◇サムスンについて
・会社の印象の変化
パクリ企業→イノベーティブな会社
・デザイナーの育成に注力
デザイナーを社内育成。大学や大学院に派遣する。
コストはかかるが長期的視点で見ると◎
・サムスンの発明例
1.ファブレット…ビジネスマンが未だに手帳を持っていることをヒントに発明
2.TV…テレビはついていない時間の方が長い=インテリアとしての役割、を認識。音質はさほど重要でないため、もっと滑らかな形にした、。
メキシコ。中産階級を生み出すことが大事だと考えた。
イノバスクール…中産階級の高品質の教育を受けられるような制度作り
→カーンアカデミーの基礎となった
形状の選定などは狭義のデザイン。導入方法まで考えるのが広義のデザイン。
◇戦力的説得に大事な3つのポイントと具体例
1.コンセンサス効果…「大半の人がそうですよ」
2.反復…「もう一度繰り返してもらえますか?」
3.たやすさ…見やすさ。読みやすさ。
4.不確かさ…中断。「続きは…」
◇感想
ぼんやりとしていた「デザイン思考」という言葉の意味を知ることが出来たと思う。解釈の違いが大きいと思った。狭義と広義のデザインの意味についても理解できた。一方、3Dプリンターの今後の進展(例えば、製造にも先物取引市場ができる…など)は理解しきれなかった。HBRは難しい。以上!